グリーンカレッジ & 菊花展
11月4日(土)AMは中央公園でグリーンカレッジ
まず、菊の育成法講座を聴き・・・
講師は菊、特に菊の盆栽については第一人者の先生です。
最初に大菊3幹の作り方・・・
そして菊の盆栽の作り方・・・
こちらは先生の作品サンプルです。
根元を見るといかにも〇年物といった感じがしますが・・・実は毎年、作っているのだそうです!!\(◎o◎)/!
後半は菊花展会場に移動して、実地での解説です。
最初は厚物から・・・
胴切り部分の分岐のさせ方・・・
胴切りした後の脇芽の上から、天・地・人 の茎を伸ばします。
その後はそれぞれの伸び具合を見ながら摘芯して茎高さを調整します。
所定の高さに育って、先端に花芽がついたら、一旦、摘蕾します。
その後に出る蕾を育てて、花の高さが 天・地・人 の順番通りになるようにします。
花がある程度開いたら、下に輪台をつけます。
花の開き具合に合わせて、輪台を下げていき、花の厚みが出るようにします。
実際はこの前段に、土づくりや、差し芽とその後の育成などがあります。
先生は『簡単だから、来年は皆さんも菊を育てて、ここの菊花展の出展してください!』と!\(◎o◎)/!
さて、次は『静岡型懸崖』・・・なんと、全体の形が”静岡県”に似ているから命名されたとか!
この菊懸崖は静岡県から全国に広まった小菊の形だそうです。
人数が多過ぎて見えないし聞こえないし・・・
大作りの”千輪”も、もとは1本の菊で、胴切り、摘芯で調整して、半球状に数百輪の花を同時に咲かせると!
この千輪は2色ですので、元が2株なのでしょうね。
ここで受講者全員の記念撮影を・・・
厚物と厚走りの違いも・・・一番下の花びらが長く伸びて垂れ下がるのが”厚走り”だそうです。
紅白の垂れ幕のところの展示は、各部門の最高賞受賞作品です。
厚物3幹
管物5幹
だるま3幹
先生が『放っておけば勝手に整うから簡単!来年は皆さんも一鉢ずつ出展して!』と
”ドーム”です。
まだ咲きそろっていませんが、”杉の木作り”
この樹形に整えるのは結構大変だそうです。
”管物”の解説・・・
最後に展示室内の菊盆栽の説明です。
盆栽が一番得意という先生の解説にも熱が入ります!
グリーンカレッジ & 菊花展 でした。
◆◆大根とほうれん草◆◆
9月のグリーンカレッジ講習で頂いた大根とほうれん草のその後です。
まず大根ですが、10月6日に種まきをした大根が左。大根らしい葉っぱになりました。
その2週間後位に間引きした苗を移植したのと、新たに種を蒔いたのが右です。
10月6日に種蒔きしたほうれん草。
そろそろ第二陣の種まきをしましょうか・・・
この記事へのコメント
実地の解説も面白いですね、なるほど~そういう作業をして形作られているんですね。花だけ見ても楽しめますが、そういうことを知ると、さらに菊花鑑賞が楽しくなりそうですね♪
大根とほうれん草、順調に育っていますね♪収穫が楽しみですね!
大根とほうれん草が順調に育っていていいですね~(^^♪
>パピヨンさん
私は趣からして、菊の盆栽は”ん十年物”だとばかり思っていたのですが、実際は毎年作り変えている(岩付は2年所要)そうです!!\(◎o◎)/!
だんだん根が弱ってきて、樹勢が衰えるのだそうです。
だいぶ詳しくなったので、次回、菊花展を見に行く時は同伴者にうんちくを語るかもしれません!?ワハハ!
大根の葉は、何かの虫に食われてきましたが、虫が発見できません!(*o*;;;
>マロンさん
”だるま3幹”の作り方を聞いただけで、これは大変!と思ったのですが、盆栽はもっと大変なようです。
< 大根とほうれん草>・・・種の説明書きを見ると、年末が収穫時になりそうです。
>夢楽さん
写真に写っているのはグリーンカレッジの受講生が大半です。
この日は土曜日でしたので、一般の方もそこそこは来ていましたが・・・
グリーンカレッジの皆さんは興味津々ですよね。
>イッシーさん
毎年11月は、菊花展に合わせてグリーンカレッジの講座日程が組まれ、菊の勉強と見学・実地説明をするそうです。
趣味の菊の栽培人口が減ってきているそうで、『受講生の皆さんも是非、菊栽培を!』とPRされました。